グループホームみんなの家・大宮三橋
グループホームみんなの家大宮三橋 勉強会③~アンガーマネジメントを試してみよう!\(^o^)/~
みんなの家大宮三橋
JR大宮駅西口よりバス5分&徒歩5分のところにある認知症対応型のグループホームです。
いつもグループホームみんなの家大宮三橋のブログをご覧いただき、有難うございます(人''▽`)☆彡
怒りの感情は誰しもが持っている自然な感情のひとつで、身を守るために大切な感情である事。
しかし、間違った怒りの表現をしてしまうと、信頼関係が崩れてしまったり相手を傷つけたり、
虐待に繋がる言動に発展してしまう可能性がある事。
怒りの正体は自分自身の中にあり、自分の価値観や理想と現実にギャップを感じた時に怒りが生じる事。
これをアンガーマネジメントの考え方を活用して、不要な怒りに振り回されず
必要な時には怒りを適切に表現出来るようになる事を目指そう!というのが今までの内容でした。
詳しい内容は…、↑の画像をクリックするとご覧になれますので、是非ぜひチェックしてみて下さい。
勉強会①~アンガーマネジメントを身につけよう
勉強会②~怒りの正体ってなに?
『アンガーマネジメントを試してみよう!』
勉強会②でもお話したように、価値観や理想は人それぞれ違います。
自分にとっての理想が強すぎて、他の価値観を受け入れられないと、イライラしやすく自分を苦しめる場合があります。
まずは、相手の価値観を知り、自分とは違う考えを認める事で許容範囲が広がり、不要な怒りに振り回される事も減ってきます。
①人の怒りのピークは約6秒だと言われています。
怒りを感じてすぐに突発的な言動を起こすのを防ぐ為に
心の中で6秒数えてみるのが効果的とされています。
6秒数える時は、出来るだけゆっくりと
100から逆に数えてみたり…、英語で数えてみたり…、
少し難しくして数える事に慣れてしまわない様にする事がコツです!
6秒で完全に怒りが治まるわけではなくても、冷静さを取り戻し、不適切な対応を回避する事が出来ます。
その場ですぐに怒りを鎮められそうにない時は、一旦その場を離れて気分転換するのもひとつの方法です。
また、怒りのない穏やかな状態を「0」、最大の怒りを「10」として、怒りに点数をつけてみるのもオススメです。
『そんなに怒るほどの事でもないな…』と思える出来事も、案外多いのかもしれません。
②5秒程度 鼻から息を吸い、2秒程度息を止めます。
その後、怒りが身体から外に出ていくのをイメージしながら、10秒程度かけて口から息を吐きます。
ゆっくりと深呼吸をする事で、反射的に怒りを表に出してしまわないように気を付ける事が出来ます。
③イラっとしたら、手をグーパーグーパーと動かしてみましょう。
怒りを握り潰すように手を握り、その怒りを放つようなイメージでパッと手を開く。
イライラしている時は手や肩に力が入っている事が多いので、手を動かす事で筋肉の緊張をほぐせば
気持ちもすっきりしてくるのだそうです。
ただ、右手でこぶしを握ると怒りの感情を司る左脳が活性化してしまうので、
こぶしを握る時は左手にした方が良いそうですよ。
④人が起こっている時は姿勢が崩れている事が多いため、姿勢を正す事は気持ちを整える意味合いもあるそうです。
⑤怒っている時は表情が険しくなりがちです。
楽しい気分ではなくても意識して口角を上げて笑顔を作る事で、
脳が『今、自分は楽しいんだ♪』と錯覚し、ポジティブな気分になる指令が出るとされています。
笑いながら怒る人って、なかなかいないですもんね(*^-^*)
認知症のご利用者様は、言われた事やされた事などの事柄はすぐに忘れてしまう方が多いですが、
感情はとても豊かで(何をされたかは覚えてないけど)『何かこの人嫌い!』
『この人がいると何故か安心する♪』などの印象は残っています。
また、周りの雰囲気なども敏感に感じ取っているため、職員同士の雰囲気が悪かったりすると
ご利用者様も不穏になったり介助拒否などが出現してしまう事があります。
みんなの家大宮三橋では、こういった勉強会などを定期的に開催し
普段の業務に活かす事で、ご利用者様も職員も笑顔で過ごせるように努めています。
皆さんも、イラッとした時アンガーマネジメントを実践してみてはいかがですか?(^^;)