当社介護施設にて、不審者侵入を想定した防犯訓練を実施しました。
11月28日、当社のグループホーム「みんなの家・上尾瓦葺」にて、不審者からご入居者様を守ることを想定した防犯訓練を実施しました。
今回の訓練は、当社とALSOK株式会社埼玉中央支社、埼玉県警察上尾警察署の三者による合同訓練として、元職員が不審者として施設へ侵入を試みるという想定のもと、実際の110番通報も行いながら、現場さながらの緊張感のなか進められました。
訓練は、インターホン越しに不審者が施設へ入る理由を訴え、入口の解錠を求めてくる場面から開始。職員が解錠を断ると、言動が次第に荒くなり、門扉を叩くなどの威圧行動へと発展しました。この段階で施設内の職員は速やかに110番通報を行うとともに、施設に設置しているALSOKガードシステム(オンラインセキュリティ)の緊急ボタンを押下しました。
その後ほどなくして警察官が到着し、不審者への説得を開始。さらにALSOK機械警備隊員も駆けつけ、施設の施錠確認や侵入防止の体制をとりながら、警察と連携して対応にあたりました。
訓練では、不審者が刃物を突きつけて警察官を威嚇する場面もありましたが、警察官により速やかに制圧され、公務執行妨害の現行犯として逮捕される形で一連の流れを実践しました。結果として、ご入居者様・職員ともに負傷者はなく、安全を確保した状態で訓練を終えることができました。
続いて、職員の自衛手段として「さすまた」の講習が行われ、上尾警察署の警察官より基本的な操作方法や3つの押さえ方(肩から胸、胴回り、太もも)について指導を受けました。
最後に上尾警察署より講評をいただき、犯人役の警察官を含む関係者全員で記念撮影を行い訓練を締めくくりました。埼玉県警察上尾警察署の皆様、ありがとうございました。
当社では、これからも地域と連携しながら、万が一の事態にも落ち着いて対応できる体制づくりに取り組み、ご入居者様の安全・安心の確保に努めてまいります。