ＡＬＳＯＫ介護株式会社（以下「ＡＬＳＯＫ介護」）は、厚生労働省が推進する「介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業」に2年連続参画いたしました。本事業は、介護現場における生産性の向上を目的としてタスク・シフト／シェアを前提に、テクノロジー活用等の有効性を検証し、将来的な介護施策の推進に資するデータを蓄積するものです。

　ＡＬＳＯＫ介護は、厚生労働省に採択された事業者として、介護現場の課題解決に向けた検証を続けるとともに、持続可能な介護事業モデルを構築していくことを目指します。

　介護業界は、生産年齢人口が減少し労働力確保に向けた制約が強まるなか、介護サービスの質を確保するため、介護現場の生産性向上の取組が重要な課題となっています。厚生労働省が実施する「介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業」は、介護施設等におけるテクノロジーの活用や業務の役割分担等の効果を実証し、その成果を今後の施策検討に活かすためのエビデンスを収集する取り組みです。

　今回の実証事業参画を通じて得られた知見を今後の運営改善に反映することで、介護に携わる人々の負担軽減や、施設に入居される高齢者の方々が生き生きと暮らせる施設環境の実現を目指してまいります。

　参画施設は以下のとおり
　介護付有料老人ホームアミカの郷川口（埼玉県川口市）
　介護付有料老人ホームすこや家北新横浜（神奈川県横浜市）
　介護付有料老人ホームみんなの家・土呂栄光荘（埼玉県さいたま市）

令和6年度 介護ロボット等による生産性向上の取組に関する効果測定事業（厚生労働省ホームページ）