皆さま、こんにちは。ＡＬＳＯＫ介護（株）　シニアセラピーの金澤です。

今日は新人セラピストのOさんをご紹介させていただきたいと思います。

お仕事を始めて半年、インタビューさせていただきました(^^♪

 

【シニアセラピーを知ったきっかけは？】

若い頃は保育関係の仕事をしており、結婚・子育てが始まってからは、こどもの成長に合わせて様々な仕事（ヤ〇〇トレディ、ベビーシッター、介護）をしてきました。
「人と関わる仕事」「健康を支える仕事」が好きで、仕事を選んでいたと思います。
2022年の秋、「もっと人の役に立てるように手に職をつけたい」と思い、インターネットで探していたところ、シニアセラピーの講座を知り、さっそく受講しました。

【セラピストのお仕事の魅力は何ですか？】
シニアセラピーの仕事は、約30分間、ゆっくり丁寧に関わることができます。介護職の時は、ご利用者様と一対一でゆっくり関われず、もどかしさを感じていたので、今はとても嬉しいです。

【印象に残っているお客様は？】
初めてお会いした際、施術が難しかった男性のお客様です。きっと見慣れない私に足を触れられることが不安だったのだと思います。
２回目にお会いした際も、不安そうな様子が見られました。認知症の方は新しい環境に慣れるまで時間がかかると言われています。私に変わったことに慣れて下さるかな？とこちらも不安でした。それが伝わったのかもしれません。
３回目以降はベッドで横になられている時に背中や足を優しくさすってお話をすることから始めました。不安そうな感じや、表情が硬くなったと感じたらすぐに止め、また昼食後に再開するなどをしていました。
4、5ヶ月経った頃から、リビングで目が会った時はにっこりしてくださるようになりました。最近では、にこにことお話をしてくださるようになり、ウトウトされながら、最後まで施術を受けてくださるようになりました！！

グループホームみんなの家・松伏のホーム長さんからは、
「穏やかに過ごせるように環境を整えていること」「シニアセラピーで肌と肌を触れ合うこと」がこのお客様にとって、とても良い方向に進んでいることを聞きました。とても嬉しく、そして職員さん達の毎日の優しさと努力に感動しました。

【実際にお仕事をしてみて、大変なところは？】
30分という時間は長いようで、意外と短いです。話が尽きず、もっとお話したいと思っても、次のお客様も待っていてくださっているので、時間配分を調整するのが難しいです。


【今後の抱負は？】

始めたころはお客様に施術させていただくだけで精一杯でした。しかし、少し慣れてきたころに、ただ単に施術に来ているだけの人になっていないか？と感じることがありました。

ご利用者様の普段の様子や最近の変化などを把握する為にケアスタッフやナースとコミュニケーションを取ること、セラピー中の気づきを報告することで、共にお客様の生活を支える一員になりたいと思います。
また、高齢者の身体の特徴や高齢者特有の病気などの知識がまだまだ足りないと感じているので、もっと勉強していきたいです。
そしてお客様と私が良い時間を過ごせることを目標に、また心の癒やしや潤いになれるように、施術やお話を伺う技術を磨いてこれからもがんばります。

 

Oさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。