皆さま、こんにちは。埼玉エリアを担当させていただいていますmintです。

グループホームでケアマネの仕事をしながら、シニアセラピーのセラピストをさせていただいております。

ご利用者さまのその時々の状態に合わせた施術や対応をするのがシニアセラピーの良さであり、経験を要する難しい点でもあるので、これからさらに修練していきたいと思います。

 

ALSOK介護（株）のホームで働く多くの職員はご利用者さまがシニアセラピーを受けているのを見て『気持ちよさそう、自分も受けてみたい』と思います。私もそのうちの一人でした。特に私の足はむくみやすく、日ごろの疲労がたまってくると足がだるくなり、しびれることもあるので、人一倍その思いは強いものでした。そんな自分本位の興味からシニアセラピーセラピスト養成講座を受講したわけですが、デイサービスでの実習やボランティア活動を続けるうちに、その魅力に取りつかれたようです。（＊現在はコロナの影響で実習やボランティアは休止しています）

 

セラピストをしていて何よりも嬉しいことは、ご利用者さまが笑顔でお話をしてくださることです。『私の順番はまだ？』『俺もやってくれる？』など施術を楽しみに待ってくださる方。『これ使って！！』と丈夫な紙で折った手作りの箱を差し入れてくださる方。『気持ちよかったぁ。これやるとしばらく調子いいのよ』と表情まで穏やかになられる方。中には施術中に気持ち良くなられて、ウトウト寝てしまう方も。また戦争中に疎開した頃のお話しやお勤めされていた頃の話、幼少より足が冷えやすくしもやけが辛かったこと、ご家族のことなど、様々なお話しを伺います。人生経験豊かな皆様の思い出に、私も寄り添わせていただくと、タイムスリップしたような気分になります。

 

ご利用者さまお一人お一人のお顔が違うように、それぞれの人生を支え歩んできた足も当然違います。30分の限られた時間ではありますが、ご利用者さまとじっくり向き合い、手で触れることで（シニアセラピーでは”手でみる”と言っています）、心地よい刺激で安らいでいただくとともに、リンパの流れを促し、むくみと新陳代謝にアプローチしていきます。

 

ご利用者さまが笑顔で話しかけて下さること、私たちを信頼して施術を受けてくださること、施術後に『気持ちよかった、またお願いね』と喜んでいただけること、全てが私にとって至高のご褒美です。今後ますますご利用者さまに喜んでいただけるよう、真心を込めた施術に努めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。