私は長い間、両親の介護をしていましたが、父を見送り、母も昨年見送り、悲しい気持ちで過ごす中、初めてシニアセラピーというのもを知りました。

早速連絡をし、金澤先生とお話しをさせていただき、なんて優しく、話しやすい方なんだろう・・・とすごく惹かれ、余計にシニアセラピーに関心を持ち始め、講座に参加させていただきました。

 

最初は私にできるか心配で不安な気持ちを言葉にしたところ、お二人の先生が温かい言葉をかけてくださり、励まされ何とか続けることができました。講座は覚えることもたくさんあり、施術の手順のもなかなか覚えられなず、くじけそうでしたが他に受講している方もよい方ばかりで、一緒に復習し、教えてもらい毎回楽しく通う事もできて、この前までの悲しかった気持ちも明るくなりました。

 

私はよく両親にむくんだ足のマッサージをしていましたが、高齢者への力の入れ具合、リンパ管は血管より薄くてとても柔らかいことなどを学び、両親が生きているうちに、この事を知っていたらもっと良くなっていたのではないか。

そしてホリスティックケアの大切さも知りました。

触れたくてももう両親はいませんが、ほかの高齢の方に、優しく接し、スキンシップすることにより安心し、少しでも、この人に会えて良かった、嬉しかったと思ってもらえるような人でいられるよう努力していきたいと思います。

足裏療法の3日間という短期間ではありましたが、ぎゅっと凝縮されていて、即実践できる内容でとても勉強のしがいがありました。高齢者ならではの特徴や留意点を細かく教えていただきました。一言でセラピーといっても対象者によってやっていいこと、良くないことがこんなにも変わるのかと驚きました。

実技の時間ではわかりやすくポイントを伝えてくださり、理解がしやすかったです。一人一人をきちんと見てくださり、全体で『できている』という流れにせず、それぞれの改善点をきちんと伝えてもらえたのがとてもよかったです。私は毎回復習をしてメモを書き直した後に、友人やサ高住の祖母のところへ行き実際の足で練習をしました。金澤先生に『しっかりと練習をして覚えてきているね』と言っていただき、自分の取り組み具合を見ていただけていて、嬉しかったです。

卒業してから、何度か祖母のところへ行ってリンパドレナージュをしていますが、毎回足のむくみがとれて、血行がよくなり肌の色が美しくなっています。目で見てわかりやすので、祖母自身も自分の足のやった方とやっていない方と比べてはビックリしています。

今は祖母にしかやってあげることはできませんが、いつか仕事として多くの人にやってあげられる日が来たらいいなと思っています。

来月からは高齢の方への理解を深めるために、介護職員初任者研修の講座を受けます。シニアセラピーの受講をきっかけに高齢者のお役に立ちたいと強く思えました。ありがとうございました。

いつもホームに来てくださっているセラピストの方を見ていて高齢者のセラピーに興味を持ちました。自分も時々リラクゼーションなどを受けてリラックスすると気持ちが前向きになれるので、セラピーが終わった後のご利用者様の表情も笑顔が多いこともわかります。

介護の仕事をする上で自分の体を整える事も必要になってくると思うので、今回学んだリンパケアを自分でも行いモチベーションアップに繋げていきたいと思います。

シニアセラピーの講座を受けて実技だけではなく、リンパの働きや今まで深く考えたことのなかった皮膚の仕組み等も学ぶことが出来てよかったと思います。

介護の現場で日々、入居者様を見ていると足のむくみが酷かったり、一日イスに座りっぱなしという事がよくあります。介護スタッフとして現場にいる今はシニアセラピーの時間を丸々使うことはできませんが、レクリエーションの時間などに足やふくらはぎを動かして少しでもリンパの流れを促す体操を取り入れたいと考えています。