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居宅介護支援とは?在宅介護で快適な暮らしをサポート

高齢の家族をできる限り慣れ親しんだ自宅でケアしたいと考える方は少なくありません。しかし、訪問介護やデイサービス、リハビリテーションなど、在宅を前提としたさまざまな介護サービスが存在する中で、どのサービスが最適なのか迷うことも多いでしょう。そのようなときに頼りになるのが「居宅介護支援」です。ケアマネジャーが高齢者やその家族の状況に合わせ、最適な介護サービスを提案し、調整することで、在宅での安心な生活をサポートします。本記事では、居宅介護支援の具体的な内容や利用方法について詳しく解説します。

居宅介護支援の基本

居宅介護支援は、高齢者が自宅で安心して生活できるように、必要な介護サービスを受けるためのサポートを行う仕組みです。

介護支援専門員(以下、ケアマネジャー)が利用者やその家族の希望や状況を聞き取り、最適な介護サービスを提供するための計画(以下、ケアプラン)を作成します。ケアプランをもとに、訪問介護やデイサービス、福祉用具の貸与など、さまざまな介護サービスが利用できるよう関係者との調整が行われます。

そして、ケアプランの内容が適切かを確認するため、月に一度を目安にケアマネジャーが利用者を訪問してモニタリングを行います。

2024年の法改正により、一定の条件を満たせば、テレビ電話を使って訪問に代わるモニタリングを行うことが可能になりました。この変更は、ケアマネジャーの負担を軽減することを目的としていますが、利用者にとっても、自宅にいながらオンラインで簡単にやり取りできるため、利便性が向上します。

ALSOK介護も居宅介護支援サービスを実施

居宅介護支援サービスは、多くの事業所や企業が提供しており、たとえばALSOK介護もその一つです。ALSOK介護では、利用者の生活状況に応じたケアプランを作成し、必要な介護サービスを提案しています。ケアプランの作成からサービスの開始まで、利用者とその家族に寄り添い、安心して介護を受けられるようサポートしています。

参考:ALSOK介護の居宅介護支援
https://kaigo.alsok.co.jp/home_service/home_care

居宅介護支援の利用方法

居宅介護支援は、要介護認定を受けた方であれば誰でも利用できます。まず、居住する自治体の窓口や居宅介護支援事業所に相談し、ケアマネジャーを選任します。ケアマネジャーは利用者の生活状況を詳しく把握したうえで、必要な介護サービスを提案し、ケアプランを作成します。

ケアプランとは?

ケアプランとは、利用者が必要な介護サービスを適切に受けられるように作られる計画書です。ケアマネジャーが中心となり、利用者とその家族と話し合いながら作成します。ケアプランには、訪問介護やデイサービスの頻度、福祉用具のレンタルなど、利用者の生活を支えるためのサービスが具体的に記載されます。また、ケアプランには1週間の介護サービスのスケジュールや、サービスにかかる月額費用も含まれます。ケアプランは、介護サービスを受けるうえで非常に重要な書類です。

利用にかかる費用

介護保険が適用されるため、居宅介護支援の利用にお金はかかりません。ケアマネジャーが行うケアプランの作成や、サービス提供者との連絡調整などは、すべて介護保険の範囲内です。

ただし、実際に利用する介護サービス(訪問介護やデイサービスなど)については、介護保険の自己負担分として1割~3割程度の費用が発生します。サービスを利用する際には、ケアプランに基づいて費用の見積もりが提供されるため、事前に具体的な金額を確認することが重要です。

居宅介護支援のメリットとデメリット

居宅介護支援には、多くのメリットがありますが、利用にあたって気をつけるべき点も存在します。ここでは、居宅介護支援のメリットとデメリットについて詳しく解説し、利用者にとっての利便性と注意点をわかりやすくまとめました。

メリット

自己負担がない

居宅介護支援のケアマネジャーによるケアプラン作成や介護サービスの調整は、介護保険によって全額カバーされるため、利用者に費用の負担はありません。ただし、実際に利用する介護サービス(訪問介護やデイサービスなど)には、介護保険の自己負担分が発生します。

施設探しの手間が省ける

ケアマネジャーが利用者の身体状況や生活環境に合わせて、最適なサービスを提案します。利用者や家族が自分で調べる必要がなく、専門的な知識を持つケアマネジャーによるアドバイスが受けられるため、安心して介護サービスを開始できます。特に、初めて介護サービスを利用する場合や、複数の選択肢がある場合は心強いサポートとなります。また、各施設との交渉、手続きへのサポートもあるので安心です。

最適なサービスを相談できる

ケアプランは利用者の状況に応じて柔軟に調整されるため、体調や生活状況の変化に対応しやすく、無駄なサービスを避けることができます。また、定期的なモニタリングによって、ケアマネジャーが利用者のニーズに合った支援を継続的に提供します。介護の悩みや不安を随時相談できる環境が整っていることも大きなメリットです。

デメリット

ケアマネジャーとの相性

ケアマネジャーとのコミュニケーションがスムーズにいかない場合、サービスの質に影響が出ることがあります。相談しづらいと感じることが続くと、適切なケアが提供されない可能性があります。そのため、ケアマネジャーと信頼関係を築くことが重要です。相性が合わない場合、事業所に相談してケアマネジャーの変更を検討することが可能です。

サービスの質にばらつきがある

居宅介護支援事業所によって、提供されるサービスの質に差が出ることがあります。ケアマネジャーの経験やスキルによって、提案されるケアプランの内容や対応力に違いが生じるため、事前に評判や口コミを調べ、事業所や担当者の質を確認することが大切です。また、ケアマネジャーと定期的に話し合い、サービス内容を改善していく姿勢も必要です。

待機期間の問題

地域によっては、ケアマネジャーの担当件数が多く、すぐにサービスを開始できないことがあります。特に急に介護が必要になった場合、待機期間が発生し、必要な支援がすぐに受けられない場合があります。早めに居宅介護支援の申し込みを行い、適切なタイミングでサポートが受けられるように計画を立てることが重要です。

居宅介護支援を利用する際にチェックすべきポイント

居宅介護支援を利用する際には、いくつかのポイントを確認することが重要です。特に注目すべきポイントを紹介します。

ケアマネジャーとの相性が重要

デメリットとしても挙げたように、ケアマネジャーとの信頼関係は、介護生活の質を左右します。事前に面談を行い、話しやすさや対応の仕方を確認しましょう。相性が合わない場合は、担当を変更できることも念頭に置き、遠慮せずに相談することが大切です。居宅介護支援では特定のサービスや事業者に偏ることがないよう、公正中立に行うこととされています。しかし、中には自社サービスを優先するケースが見られることから、利用者の希望に合ったサービスが提供されるかを見極める必要があります。

事業者の評判と実績

事業者の選定をお任せできることも居宅介護支援の魅力ではあるものの、事業所の評判や実績を自分たちでも確認することも重要です。口コミや自治体の評価だけでなく、見学を申し込み実際の雰囲気やサービス内容を確認しましょう。事業者から特定のサービスを勧められた場合も、自分のニーズに合っているか慎重に判断することが必要です。

居宅介護を始めるにあたって強い味方となる居宅介護支援。コスト的にも内容的にも魅力です。しかし任せきりにせず、家族と共に実情を把握することでより効果的に利用できると言えるでしょう。