みなさんこんにちは！

JR大宮駅西口よりバス5分＆徒歩5分のところにある

グループホームみんなの家大宮三橋（認知症対応型共同生活介護）です。

いつも大宮三橋のブログをご覧いただき、ありがとうございます♪(^^)/

 

【大切なのは気付き！】6月の勉強会の様子をお伝えします！

担当はAケアリーダーとわたくしHが担当でした！

 

さっそく見て頂くのはこちらのイラスト！

この入浴介助のワンシーンでどのような危険が潜んでいるかを参加した職員さんに考えてもらいました！！

皆様も是非一緒に考えてみて下さいね～(*^_^*)

 

 

 

 

 

どうでしょう？٩( ''ω'' )و

大宮三橋の職員からは…

＊職員が裸足で介助している。（滑る危険、水虫など感染の危険）

＊固形石鹸は衛生的によくない。

＊浴槽のご利用者様の方を見ていない溺れたりする危険あり。（職員の介助の向き）

＊石鹸が床に置きっぱなし。

＊背もたれの無い椅子を使用しており後ろに倒れる危険がある。

＊シャワーの位置が遠い。

＊階段に手すりがあるのに他のところには無い。

＊換気するような窓がない。

＊床が滑りやすい。

 

などなど…なんと20個以上の危険が上がりました！

優秀！(´艸｀*)優秀！

 

今度は出てきた危険をどうしたら回避できるのかを考えてもらいます！

＊職員は滑りにくいサンダル、靴を履く。

＊固形石鹼をやめる。（ボトルタイプに統一）

＊入浴者の把握をする、視野を広く。

＊職員をあと2人程度増やす。

改善策を考えてもらう前に『大金持ちの施設だと思って色んな提案を出して下さいね！』と前置きをしたこともあり

＊背もたれ、ひじ掛けの付いた椅子を買ってもらう。

＊シャワーホースを長くする。

＊動線上に手すりを付ける。

＊窓を付けるリフォームをする。

＊滑りにくい床材にリフォームをする。

いっその事建て替える！！機械浴も購入！！と何ともリッチな答えも(;´∀｀)

例えの話でもホーム長は『一度に全部は厳しいからな～』とか言っちゃったり。（笑）

 

たとえ小さなことだとして〈～かもしれない〉と考える事で防げる事故はたくさんあります！

介護の現場ではその【気づき！】が大切になってきます。

その大切な【気づき】ですが、ホスピタリティ研修を受けたAケアリーダーから詳しく話がありました！

 

介護業界において「ホスピタリティ」が重要だと言われている理由は

まず気付く事！

その【気付く！】為には、その人を【想う（想像してあげる）】必要があります！

その人を思うとなぜこんな事を言うのだろう？行動をとるのだろう？と見えてくる【なぜ？】があります。

その【なぜ？】を私たちは考え、受け止め、実行する必要があるからです！

 

例えばAさんが『水がのみたい！』と言ったとすれば

水が飲みたい！と口にした望みに対してただ水を渡すのではなく

Aさんは本当に水が飲みたいのか？

Aさんは冷たい飲み物が好きだから氷の入った麦茶を出せば喜ぶかな？

オレンジジュースが好きだと言っていたからジュースを出したら更に喜んでくれるかな？など

口にしていない望みや想像もしていない望みを考え、対応していく必要があるのです。

 

サービス（いつでも、誰でも、どこにでも）ではなく

ホスピタリティ（今！ここで！あなただけの為に！）の精神を持って対応していく必要があるんですね(*^-^*)

 

日々の業務でついつい忘れがちになりますが、ご利用者様との介助以外の関りを増やし

たくさんのご利用者様からの想いに気付ける職員を目指して頑張ります！！٩( ''ω'' )و

 

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