グループホームみんなの家・稲城長沼
今日も皆さんの残存能力を生かして!!
私たちは利用者様の残存能力を生かした活動をしています。
こんにちは、グループホームみんなの家・稲城長沼 勝田です。
皆さま残存能力って聞いたことはありますか?
元々持っていた個々の出来る事を忘れないようにや衰えないようにすることで出来る事を減らさず維持し続ける事なのですが、ご高齢になり動かすことが少なくなるとその機能の衰えが現れます。
私のしっくりきた言葉は『昔取った杵柄』で仕事でやっていたことは体に染みついていて今でもできたりすることがあります。
ご利用者様の中にも掃除の仕事をやっていた方はモップ掛けが端からは端まで丁寧にやる人や、お裁縫を得意だった方は今も上手に行えたりします。
ですがその機能を維持するには、行うことが重要です!!
でも指が上手く動かないや手が上手に伸ばせない等色々な体の衰えがあるご高齢の利用者様たちに、その機能を永く維持していただきたい。
出来ないことが増えるのではなく、まだできる!!この気持ちを持ってもらいたいために残存能力を生かした活動を提供しています。
そこで今日は新聞折をして頂きました。折り紙では小さすぎることや工程が多いため簡潔ですぐに出来るものがいいのではないかと考え行いました。
ただ折るだけではみなさま新聞の元々の折り目にたたむだけでしたが、しっかりと折り目をつけてもらうことと角を合わせる事の2点を伝えて行うことで、新聞を持ちながら折り目を付ける方や机に置き手を伸ばして折り目を付ける方がいて、自分で出来るやり方で取り組まれていました。
今後も機能が衰えないように色々考えながらご利用者様が楽しんで出来ることを提供していきたいと思います。