0120-294-772

( 受付時間 | 8:30 〜 17:30 )

  1. トップ
  2. スタッフブログ
  3. 拘束防止研修(体験してどんなきもち?)
スタッフブログ

介護付有料老人ホーム すこや家・真鶴

2022年11月19日

拘束防止研修(体験してどんなきもち?)

皆様こんにちは!

介護付有料老人ホーム すこや家・真鶴

介護体験!ブログでございます。

すこや家・真鶴では

定期的に行う研修がいくつもありますが、

先日、

「身体拘束等疑似体験」

行いました('ω')ノ

実際、拘束事例を体験して

職員で気持ちを共有し、

日々の拘束防止意識と介護の質を上げていく目的があります。

一つ目は

「麻痺がある方のベッド柵・コールボタンの位置」についてです。

麻痺がある方が

ベッド柵に囲まれて、

届かないナースコールを必死に押そうとする

姿が目に浮かび、

なんともいたたまれない気持ちになりました=3=3

 

続いて、失語のある方想定の車いす介助と

車いすの安全ベルト(昔の車いすにはついていました)を

体験しました↓↓↓

失語症の方の車いす介助は

ご利用者役はしゃべらず表情と首の動きだけで

意思疎通を図り、

職員は提案をして目的達成を導くという体験でした。

喋ることのできないのはものすごくストレスと不安で

なかなか意思を汲み取ることのできない職員も

焦りと不安が周りの職員にも伝わってきました。

 

又、車いすの「安全ベルト」

たった1本のベルトですが、

若い男性職員が全然立ちあがることが出来ず

尊厳も尊重も何もなくなってしまうような

あきらめの気持ちになってしまうようなものでした。

最後は

軍手3枚重ねての箸使いを体験!

手指の不自由さを体験しました。

拘束というよりは虐待の気持ちを感じた内容でしたが

食べたいのに食べれない、

掴みたいのに掴めない苛立ちがあり、

さらに

職員に「早く食べてください!」などと

いわれた日には、

怒りしか感じませんでした!

これじゃ食欲もなくなってしまいますね( `ー´)ノ

 

参加した職員はみんな同じ気持ちになっていましたので、

いつまでもその気持ちを忘れずに、

ご利用者様に寄り添った施設になれればと思います(^_-)-☆

loading now...