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スタッフブログ

グループホームみんなの家・蕨2

2021年11月10日

身体拘束等 疑似体験研修

こんにちは。

認知症対応型グループホームみんなの家蕨2のスタッフブログです。

いきなり何の写真かと思われるでしょうか?

今回は職員が行った身体拘束等疑似体験研修の様子をお伝えします。

最初はベッドに4点で柵をされた体験です。

まず基本情報として、グループホームではベッドの4方を囲む4点柵と呼ばれる行為は身体拘束にあたり基本的に行ってはいけない事になっています。

が、・・・ホームのベッドは柵が低く、寝てみても視界に柵があまり入らずに圧迫感を感じた職員はいませんでした(;'∀')

(と言ってしまうと研修にならない・・・。)そこで別の視点のどうすると圧迫感を感じてしまうのかなどの話を行いました。

次にその状態でコールを押すことに。

ただ押すのであれば簡単なのですが、左側に麻痺がある人の左側にコールがついているという設定です。

自然に肩が上がったり体をひねったりしてしまうので、腕を身体に縛り付けたりして疑似体験を行いました。

寝る位置によってはしっかりコールを手元に置いてもらわないと押せなかったり、長すぎるコードを片手でたどらなければならなかったりと、実際に体験しなければわからない事も出てきました。
次は麻痺のある方の車いす走行や、

失語症の方のトイレの体験を行いました。

麻痺のある失語症では、片手片足でトイレに立った時にふらついてもとっさに「支えて」と伝えられずに怖い思いをすることもありました。

廊下を走行していてもどうしても壁に寄って行ってしまいます。
腰ベルトやテーブルで抑制されたりもしてみました。
車椅子が体に合っていないと片足で漕ぐ事もままなりません。

ある職員は、某入居者様が手すりをつたって移動する気持ちがわかったと言っていました。

こういった研修を通して勉強会を行っています。

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