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スタッフブログ

グループホームみんなの家・川崎久地

2021年9月15日

教えて!グループホームについて その②~グループホームと特別養護老人ホームの違いって!?~

●〇グループホームみんなの家・川崎久地「教えて!グループホームについて その②~グループホームと特別養護老人ホームの違いって!?~」〇●

こんにちは。

グループホームみんなの家・川崎久地のケアスタッフです。

今回のブログは私が担当させていただきます。

少々(いや、かなり)長くなりますが、秋の夜長にゆっくりお読みいただければ幸いです。

 

✿✿✿✿✿✿

 

 

最近になって、様々なタイプの老人ホームをあちこちで見掛けるようになりました。

…老人ホームと聞いてまずパッと思い浮かぶのは、『特別養護老人ホーム』ではないでしょうか?

【特別養護老人ホーム(通称『特養』。『介護老人福祉施設』とも)】

要介護度3以上(条件付きで1・2の方も可)、24時間介護が必要、かつ居宅介護が困難な方が入所する公的施設。一部屋に4台程のベッドが設置され、日中は広いデイルームで数十人の方が一緒に過ごす、という環境が主流。

限られた時間内で、介護スタッフが多くの入居者様に等しくサービスを提供するためには、どうしても効率優先にならざるを得ず、入居者個人のペースより、流れ作業のような“集団ケア”になってしまいがちです。(※あくまで個人の見解です。)

でも、「いつも側に沢山の人がいるから、賑やかで寂しくない。子供の頃の大家族暮らしを思い出す」と好まれる方もいらっしゃいます。

ちなみに、“以前からある施設形態”という意味で、一般的に『従来型特養』と呼ばれています。

 

時代が進み、個人の尊厳や多様性・ライフスタイルの変化等から、2000年の介護保険制度の制定を機に、新たに『ユニット型特養』という形態が生まれました。

【ユニット型特養】

入所条件は従来型同様。1ユニットの入居者数は10人前後。個人のプライバシーが守れるよう部屋は個室で、リビングをぐるりと囲むような形で配置。リビングの一角にはキッチンが設置され、各ユニットごとに、決まった介護スタッフが所属しケアにあたります。

少人数で、常に同じ入居者様を同じスタッフが担当することで交流が生まれ、一人一人の状況や生活リズムに寄り添った“個別ケア”を行うことが目的です。

必要な介護を受けつつ、可能であれば一緒に調理や盛り付けをし、掃除や洗濯物の片付け、外へ買い物に行ったりと、自宅生活と同様の暮らしの場となれるようなサービスを提供します。

現在、新たに特養を設立する場合、この『ユニット型』であることが推奨されています。

従来型特養も、ベッドの間に仕切りを設置して個別の空間を作る・入居者様をグループ分けする等、『半ユニット型』への取り組みを行っている施設があります。

ただ、特養という性質上、入居されている方々は要介護度が高く、願いや思いはあるものの、家事等の実施がなかなか困難であったりもします。

 

ここまで読まれて、途中「あれ?」と思われた方がいらっしゃるかも知れません。

「この『ユニット型特養』、“みんなの家”ととてもよく似ている」、…と。

 

そう。みんなの家・川崎久地は、『グループホーム』という施設形態です。

【グループホーム(認知症対応型共同生活介護)】

※若年者、障がい者向けの施設もあるので、必ずしも高齢者、認知症の方が対象とは限りません※

 

認知症ケアに特化した、小規模の介護施設。1ユニットの入居者数は5~9人で、家事等を役割分担しながら共同生活をします。認知症ケア専門のスタッフが常駐し、入居者様が出来ることは見守り、出来ないことはさり気なくサポート。入居者様自身が身の回りのことを自分で行うことで、日常生活そのものがリハビリとなり認知症進行の緩和につながります。

✿ちなみに、グループホームみんなの家・川崎久地は1ユニット9人の2ユニット制。

ホーム全体で18名の皆様が日々、馴染みのあるケアスタッフのサポートと共に日常生活を送られています。✿

 

また、家事を共同で行うことでユニット内での一体感も生まれ、“自分が安心して居られる場所”という実感を持つことができます。共同作業により一日の時間に余裕が持て、余暇を思い思いに過ごしたり、皆揃ってのレクリエーションを行いやすい環境でもあります。

※上記ユニット型特養は、グループホームのコンセプトを大いに参考にして創設されたそうです。

生活の場を重視した施設形態の原型と言えるかも知れません。

 

✿✿✿✿✿✿

 

 

この他にも、『有料老人ホーム』『サービス付き高齢者向け住宅』『ケアハウス』等々…。

いずれも共通して言えるのは、“生活の場”であるということ。

病院は“治療の場”として、病気やケガからの回復を最優先とし、やむなく行動に制限が設けられる事があります。

 

介護施設は住み慣れた家と同様に、自分らしく暮らしていく場所です。

 

生活。生きる・活きる。どちらも“いきる”。

生きる=命を生かす。活きる=心を元気に活発にする。

 

心も身体も元気であってこその『生活』ならば、みんなの「家」・川崎久地の皆様が、

本当の意味での『生活』を送れるよう。心と身体をお護りできるよう。

お仕事に一所懸命に取り組んでいきたいと思います。

 

✿「終わりに一言添えて」✿

皆様、ここまで読んで下さりありがとうございました。

そして〇さん、私の急な無茶ぶりにも関わらず心こもった文章を

まとめて下さりありがとうございました。

 

こんにちは。グループホームみんなの家・川崎久地のホーム長です。

今回は過去に特別養護老人ホーム、「特養」で勤務経験のあるケアスタッフに実際の

経験に基いた上で

グループホームと特別養護老人ホームではどのような差かあるのかブログを楽しみにして下さっている皆様にもお話してほしいとお願いをし、まとめてもらいました。

 

 

 

私には仲良くさせていただいている居宅介護支援事業所のケアマネさん、

介護の仕事の「先輩」がいます。

その先輩とたまに話をする中で、今までは在宅で居宅のケアマネさんを利用しながら

デイサービスやショートステイ等を利用していた方々が

 

「施設」

 

を探すようになった時、一番に出てくる施設が特別養護老人ホームだと聞きます。

 

「グループホーム」はもしかしたら、まだまだ世間一般には馴染みが薄いのかもしれません。

「グループホーム」に勤務する一人として、私はもっと皆様にグループホームの良さを知ってほしいです!

 

 

 

これからも仲間たちと一緒に、ご利用いただいている皆様が笑顔で、自分らしく生活していただけるようにサポートをさせていただくと共に、

こちらのブログにおいても引き続き力を入れて発信していきたいと思いますので、

今後共よろしくお願いいたします。

 

~そして、今大切なご家族の施設入居を考えている方へ~

 

「施設」と一言でいえども、さまざまな形態があります。

それぞれの施設に特徴や良い部分があると思います。

 

どうぞ皆様よくお調べになられた上で納得がいくまで見学や(グループホームみんなの家での見学対応は現在リモート対応となります。)質問をし、

 

大切なご家族様を安心してお任せできる施設を探してほしいと思います。

 

最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。

 

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〒213-0032

神奈川県川崎市高津区久地2-12-22

笑顔溢れるみんなの「家」

グループホームみんなの家・川崎久地

☎ 044-850-5622

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#川崎市グループホーム #介護の仕事

#笑顔の好循環 #介護ブログ

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