ALSOKの介護 新横浜訪問看護ステーション
感染症予防は手洗いから!
皆様、こんにちは!
ウイズネット訪問看護ステーション新横浜のブログ担当看護師です。
2020年、初のブログのテーマは「手洗い」についてです。
昨今、世界的にも騒がれている新型コロナウイルスの他、毎年流行するインフルエンザウイルス、ノロウイルスなど、様々な感染症がありますが
それらを予防するためには、一番は「手洗い」となります。
手洗いについて、もう一度確認してみましょう♪
人が感染症にかかる要因として、手に付着した病原微生物(細菌・ウイルス等)が物品(電車のつり革・手すり・エレベーターのボタン・ドアノブなど、人がよく触れるところ)に付着し、そこからまた手を介して鼻や口、目から体内に入ることが考えられます。
見た目は汚れていなくても、手に病原性微生物が付着している可能性があります。
石けんと流水を用いて、病原性微生物を除去することが、感染予防を行う上で、とても重要となってきます。
手洗いは3種類あります。
日常的手洗い…食事の前後やトイレの後など日常の介護において行う、石けんと流水を用いた手洗い
衛生的手洗い…患者のケアなどの医療行為の前後に行う、消毒薬と流水又は、アルコール擦式製剤を用いた手洗い
手術時手洗い…手術の前に行う消毒薬と流水やアルコール擦式製剤を組み合わせた厳重な手洗い
ここでは、「衛生的手洗い」についてご紹介します。
すべての通過菌を除去あるいは殺菌を目的としたもので、食品を取り扱う仕事や、医療、介護、福祉に関係する仕事をする人に必要な手洗い方法です。
洗って、拭いて、消毒まで行い、感染予防や食中毒予防のために、通過菌をすべて除去することを目的としています。
洗い残ししやすい場所は
・指先
・手のひらのしわ
・親指の付け根、ふくらみ
・爪と皮膚の間、甘皮の部分
・手首
のため、これらを考慮した洗い方が重要です。
(インフルエンザ予防のブログにも書きましたが、ハッピーバースデーを2回歌いながら手洗いをすると、20秒になります)
色が濃いところが、洗い残しの多い部位となりますので、重点的に洗うと尚良いです(^^♪
また、アルコール手指消毒剤は、短時間で細菌からウイルスまで幅広い微生物に有効で、通過菌に対する効果が優れています。
石けんを用いた手洗いでは落としきれずに、残った微生物もアルコール消毒液により除去することができます。
※アルコール消毒液やウェットティッシュなどが手に入りづらい状況となっており、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが
手洗いを行う事が一番の予防法となります。
正しい手洗い方法を習慣づけて、感染を予防し、自分がかからないようにするのはもちろん、媒介者にならないように、注意していきましょう!
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