グループホームみんなの家・志木中宗岡
2月の運営推進会議
こんにちは! グループホームみんなの家 志木中宗岡 石渡です(^^)
2月20日に運営推進会議・家族会 を開催いたしました。
今回はご利用者様の「食事」 をテーマにお話しさせていただきました。
グループホームみんなの家 志木中宗岡では、1ヵ月単位で献立が決まっており
皆様同じメニューのお食事を召し上がっていただきますが、食事形態は様々です。
(ご飯→普通食・おかゆ・ペースト おかず→普通食・キザミ・ペースト)
ご利用者様お1人お1人の状態に合った食事形態で提供しています。
水分に関しても、むせ込みの強いご利用者様にはとろみをつけています。
介助が必要なご利用者様に対しては、食べるペースや嚥下の状態に注意しながら召し上がっていただきます。
ご自身で召し上がるご利用者様に対しては、食べにくそうにしていないか、むせ込みなどないか等
観察しながら、必要に応じて声かけや介助をしています。
ご利用者様の食事に関して気になる点があった場合は、介護職員同士で話し合い
その後、歯科医師・衛生士・内科医師に相談しています。
食べ物も飲み物も皆様そのままの形態で召し上がっていただくのが望ましいのですが、
むせ込みや誤嚥の危険を伴い、命にかかわってしまうという方もいらっしゃいます。
やむを得ず形態を変える場合、一方的な判断で変えるのではなく、ご利用者様へ現状を説明し
必要であれば医師からも説明していただき、ご利用者様に納得していただくことが大切だと思います。
逆のケースもあります。以前入院されていたご利用者様が、退院後しばらくはペースト食でした。
その後、毎週の訪問歯科や口腔体操、ご本人の体力回復もあり、ペースト食からキザミ食に変えることが
できました。更に状態が良くなっていき、現在はおかゆと普通のおかずで召し上がっています。
1日3回、決まった時間、決まった場所で食事を摂ることで、生活リズムを作る役割を果たし、
健康維持につながります。
また、食事をすることで目と口腔からの刺激が脳に伝わり、意識レベルが上がり内臓が活性化します。
ご利用者様もそれぞれお食事の好みがあると思いますが、皆様に楽しく食事をしていただけるよう
私達介護職員はご利用者様と日々コミュニケーションをとり、信頼関係を築いていくことが
大切だと思います。