ケアマネは“相談援助職”とされています。でも、お会いできる時間が限られるのも事実。小さな接点からご気力アップにつながるお話を探し出す、むずかしさも感じています。

～何かヒントがあったっけ？　などと、ご利用者様自身の語りを思い起こしてみたりします～

「ナラティブ（物語り）・アプローチ」という相談援助の手法があります。

　少し大げさな言い方ですが、広い意味では

　　「ご自分の言葉で人生を語っていただき、これまでの人生に意味を見つけていただくこと」だと思っています。

もちろん相談援助だけでなく、介護の場で、看護の場で、医療の場で、セラピーの場で、さまざまな形に応用されています。

たとえば、

回想法がお気持ちを高めるように。

喪失体験を経て不安な方には語っていただき、

看取りの際にも会話を続けることで、

聴き手の存在が安心につながるように。

語りの力を信じ、

心にしまわれているものに、波長を合わせられるよう……

わたしたちも日々、学ばせていただきます。

居宅介護支援事業所　あさがお七里（介護保険事業者番号1176500062）　　

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