デイサービスセンター遊・川越新河岸
機能訓練ブログ☆彡10月号 ~いたって普通のブログ~
こんにちは!川越市砂にあるデイサービスセンター遊・川越新河岸の
機能訓練員によるブログです。
10月に入り、すっかり涼しくなりましたね☻
運動しやすい季節になり、ご利用者様の機能訓練にも力が入ります????
今月はなんと…また、また各機能訓練の説明をご紹介させていただきます…!!
またです…!!(笑)今回は機能訓練の方法等をご紹介させていただきます☆
まずは平行棒内歩行訓練についての説明です(^^♪
平行棒内は両手で掴まることができる環境なので安全に効率的に歩行訓練を実施することができます。
脚の筋力強化をはじめ、バランス練習や麻痺の方に対しての歩行学習を目的として実施しています。
ご利用者様によっては、ただ歩くだけでなくいろいろなパターンで歩行練習している方もいらっしゃいます☆
●横歩き
横歩きはお尻の横側の筋肉を使うので前向きで歩くときとは違う筋肉を使いながら歩くことができます。
お尻の横の筋肉は中殿筋といい、とくに股関節が悪い方や手術されたかたは特に筋力低下しやすく歩行能力のとても影響する筋肉のひとつです。
●腿を上げた状態での歩行
腿(もも)を持ち上げる筋肉は背骨から骨盤にかけてついている腸腰筋になります。より体幹に近い筋肉で体幹がしっかりすることで歩行時の動揺の軽減につながります。
●大股(おおまた)歩行
こちらも普通に歩くときより関節の可動域を広げなければならないのでより(特に股関節周囲の)筋肉をたくさん使うことができます。
●障害物を跨ぎながらの歩行
写真のように段ボールで作った赤い棒を跨ぎながら歩いてもらいます。おおまた歩きのように筋肉を使うこともできなおかつバランスを保つための筋肉を使うことができます。またバランス感覚を養うことも目的としています。
●立位での筋力トレーニング
こちらも体力に自信のあるご利用者様に実施していただいています。平行棒に掴まりながらかかと上げ運動やスクワットを実施しています。かかと上げを行うことでふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)を鍛えることができます。スクワットは下肢全体の筋力強化になり、お尻の筋肉大殿筋・ももの前側にある大腿四頭筋・ふくらはぎの下腿三頭筋の筋力強化につながります。
●段差昇降練習
段差練習をしたいけど階段昇降練習はまだ難しいという方に実施しています。平行棒内に段差を置いて実施しています。安全に効率的に実施することができます。
このように平行棒で歩くだけでもいろいろな訓練方法があります。
少し方法を変えるだけで使う筋肉や目的も変わってくるんですね~~(゚д゚)!
滑車運動
肩と鎖骨の関節を動かし可動域(動く範囲)を広くしてより動かしやすくする目的で実施しています。
肩関節は腕の骨と肩甲骨の関節だけでなく、肋骨や鎖骨の影響を受けています。
紐を引っ張ることで腕だけでなく鎖骨や肋骨も動かすことができ、ストレッチもできるので気持ちいいです☆
こちらの運動は筋力強化運動というよりは関節の動きをよくすることが目的です。
滑車マシンを力いっぱい引くと紐がすり減り、切れてしまうことがあります。
ほどほどにお願いしています♡
自転車こぎ運動
・・・・・・・ただ漕ぐべしッッ!!!
…とは言ったものの、ゆっくりこいだほうが効果的です(^_-)-☆
最後に毎月恒例のT・Hスペシャルインタビューをご紹介させていただきます☆
Q:平行棒は好きですか!?
A様:好きではないけど、これやってから行動範囲が広がった感じがするわ。
Q:滑車はすきですか!?
B様:好きではないけど、腕が上がるようになったよ。
Q:自転車は最高ですか!?
C様:・・・疲れるよ(;^ω^)でも足の運動になるからやるよ…。
な、なんと皆様好きではないとのご回答!!(泣)
でも、お体の為に皆さん一生懸命に運動していただけて、ありがたいです(^^♪
今後も、お体の状態にあった機能訓練を楽しく実施できるよう
日々精進してまいります!
どうぞよろしくお願いします('◇')ゞ