小規模多機能型居宅介護みんなの家・稲城長沼
【一日一学】備えあれば憂いなし!~小規模多機能施設&グループホーム合同演習~
みなさん、こんにちは。
みんなの家・稲城長沼の王です...
先日、寒さが身に染みる冬の日に、家族で相模湖のイルミネーションに行ってきました!
「リフト、止まってる?」
いや、止まっているのは「高所恐怖症」の僕です(笑)
それでも、おすすめスポットは光のリフトです!
上から見下ろすイルミネーションは、まるで宝石箱をひっくり返したよう!
さて、今日はみんなの家・稲城長沼(小規模多機能とグループホーム)が合同で水害訓練を実施しました!
近年増加している豪雨や水害に備えるため、
利用者さんの安全確保を最優先に、職員と利用者が一丸となって取り組みました。
今回は避難行動だけでなく、安否確認や備蓄品の点検など、総合的な訓練となりました!
電話確認から避難行動まで徹底的に!
訓練当日は「大雨警報が発令されました!」の想定アナウンスからスタート。
まず職員は、全利用者の安否確認を実施。
特に独居のご利用者さんには電話をかけ、一人ひとりの状況を確認します。
電話だけで不安が残る場合や連絡が取れない方については、
職員が直接訪問を行い、迅速に安全確認を実施しました。
この訪問活動は、災害時の信頼関係の礎になるだけでなく、
「本当に頼りになる施設だ」と利用者さんやご家族に感じていただける大切な取り組みです。
避難訓練:リアルな状況を再現!
施設内での避難訓練では、利用者さんも職員と協力しながら安全に移動。
「水害時に持ち出すべき物リスト」に基づいて、利用者さんと職員で必要品を確認し合いました。
今回の避難訓練で特にチェックした持ち出し物には以下のようなものがあります:
・必需品リスト
1. お薬とお薬手帳
2. 健康保険証や介護保険証
3. 貴重品(財布、現金など)
4. パソコン、施設携帯
5.タオル、下着、ビニール袋
6. ラジオ
7.懐中電灯
8.非常食
9.ペットボトル水
10.簡易式トイレ
避難場所に行く際、「これがあれば安心だね」という声が利用者さんからもあがり、
持ち物を確認することで自然と避難意識も高まりました。
備蓄品の点検も実施!
今回の訓練を機に、施設内の備蓄品も改めてチェック!
非常食や飲料水はもちろん、簡易トイレやライト、電池など、災害時に必要なものがきちんと揃っているかを確認しました。
利用者さんも一緒に備蓄品を見ながら、「こういう物があるんだ!」と興味津々の様子。
「これなら安心ね!」と笑顔で話す方もおり、備えの大切さを実感していただけました。
訓練の振り返り:安心と学びを共有
訓練後は、消防署の方は利用者さんと職員で意見交換を実施。
「避難経路がわかりやすかった」、
「持ち物チェックが役立った」といった声が多く聞かれ、満足度の高い訓練になりました。
一方で、職員からは「緊急時にもう少し声かけを工夫したい」、
「備蓄品の見直しを定期的に行うべき」といった反省点も。
こうした課題は、次回の訓練や日常の備えに活かしていきたいと思います。
最後に:安心のその先へ
水害という非常事態に備えるため、今回の訓練は利用者さんと職員双方にとって大変有意義な時間となりました。
特に、独居の利用者さんへの電話や訪問確認を実施することで、
「一人でも安心できる環境を作る」ことの重要性を改めて感じました。
これからも、日々の備えを怠らず、利用者さんの安全を守るための活動を続けていきます。
「備えあれば憂いなし」の精神で、次回の訓練ではさらにリアルで実践的な内容に挑戦していきたいと思います!
水害に負けない強い絆を築くために、これからも一緒に頑張りましょう!