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スタッフブログ

グループホームみんなの家・横浜宮沢2

2024年8月11日

祖霊が乗る馬をバター醤油で炒めて食べる。

こんにちは♪ グループホーム みんなの家 横浜・宮沢2です!

八月になって暑さがいっそう増してきた今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?

ところで、八月といえばお盆ですよね。

というわけで、精霊馬を作りましたので、ご覧ください。

ゴーヤの馬、ナスの牛

本当はキュウリの馬なんですが、今回はゴーヤ(ニガウリ)です。

というのも、実はご近所さんからゴーヤを頂きまして、

ちょうどいいから精霊馬にしようか、という話になってのでございます。

まあ、ゴーヤもキュウリも同じウリ科の植物ですし、

馬だと言い張れば馬でしょう。

ズッキーニと……ヘチマはギリギリ馬だと言い張れそうな気がしますね!

スイカやメロン、カボチャまで行くとさすがに馬と言い張るには

丸すぎる気がします。

皆さん知ってるとは思いますが、この精霊馬、

祖先の霊があの世との行き来に使う乗り物です。

キュウリの馬で早く戻ってきて、ナスの牛でゆっくり帰れという事だそうですね。

……ゴーヤの精霊馬は乗り心地が悪そうですね(笑)

ちなみにこれ、お盆の行事として行われていますが、

そもそもお盆とは全く別のルーツらしいという事がわかっていたりします。

お盆はもともと「盂蘭盆会」。

「餓鬼道に落ちた近親者を救うために、修行僧に施しをしましょう」という感じの

イベントだったようです。

なので「施餓鬼会」という呼び方もあるとか。

この修行僧への施しが変化したのが「お中元」なんだとか。

それに対して精霊馬は日本古来の祖霊信仰や、

旧暦7月ごろに地獄の扉が開いて亡者がこの世に戻ってくるという道教の教えが混ざった物らしいですね。

いろんな宗教の一部分だけつまみ食いして混ぜるのは日本の得意技の様です。

バター醤油で炒めて食べる

時代はSDGs!

食品ロス、なんとかしたいですよね。

と、いうわけで。

さっきの精霊馬、バターと醤油で炒めて食べちまいましょう。

捨てるのはもったいないからネ!

ミュージックスタート!!

サムネイル

まずは下ごしらえですね。

ゴーヤを半分に切って、中の種の部分をスプーンを使って掻き出していきます。

あ、ところで皆さん、この曲がクラシックだって知ってました?

ボクはてっきり「Q[ピー]の180秒料理番組」のテーマだとばっかり思ってました。

種の部分を取り除いたら等間隔に輪切りにして水にさらします。

あまり苦いのが得意でない方は水を取り替えつつ長めに。

逆に苦くてもオッケーという方はまったくやらなくてもオッケーです。

できればやらない方が栄養の流出も少なくて済むのでいいんですが、

ゴーヤの苦みは強烈ですからね……

水にさらしている間に、フライパンにバターを敷いて温めておきます。

バターが全部融けたあたりでゴーヤを投入。

さらに味見をしながら醤油を少しずつ加えて中火で炒めていきます。

ここで鰹節(濃縮出汁orめんつゆでも可)を加えると味に深みが出ますよ。

そのまま炒め続けて、全体に火が通って透き通った感じになり、醤油の色が移ったら

完☆成

精霊馬(ゴーヤ)のバター醤油炒めです。

そしてこちらが精霊馬(なす)のおひたしです。

なすを丸ごとラップしてレンジでチン。

柔らかくなったら皮をむいて、鰹節(もしくは出汁)と醤油で味付けするだけの簡単一品です。

祖先の霊が乗ってくる乗り物を料理してしまって本当に良かったのか……

果たして先祖の霊はちゃんとこの世に帰って来れたのか……

帰って来れたとして、ちゃんとあの世へ戻ることが出来たのか……

それは神のみぞ知るという所で、今回の更新はここまで!

あ、精霊馬料理はかなり美味しかったです。皆さんも作ってみてください。

ではまた!

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