【運動教室】皆様と一緒に笑いあって元気でいたい
はじめまして、ALSOK介護 健康増進サービス課 運動指導員の岡田 勝 (おかだまさる)です。
人は年を重ねるごとにさまざまな機能が低下していきます。
ご利用者様にいつまでも健康でいてほしい、今の健康を維持していただきたい、 少しでもそのお手伝いをしたい、その思いで日々励んでいます。
私はこれまでダイエット、関節症、血圧、代謝、メンタルケア、健康DVD制作や健康番組出演、また行政の医療費削減プロジェクトや自治体企画など一般の方に向けたフィットネスに長らく携わってきました。
ノーアエクササイズ誕生!
縁あって入社した当社でのミッション、それは介護施設独自の健康づくり運動の創作と提供でした。
具体的には、もの忘れや認知症状のある方、歩行器や車いすや寝たきりなど歩行状態に不安を抱えている方、咀嚼や嚥下、口腔機能などに不安を抱えている方、介護を必要とされている方々へのフィットネスです。
介護を必要とされている方々のニーズにお答えできるもの、維持改善が期待できる運動、満足していただける運動、楽しんでいただける運動は何なのか?
これまで培ってきたスキルとはまた違った角度で、「要介護者に適した運動」を一から検討しました。
そしてたどり着いたのが「脳」というテーマ、すべての司令塔である「脳」です。
脳とのつながりが多い部位を動かすことで、いかに脳を働かせるか・・・
そうして考案した運動プログラムを「脳(のう)」と「脚 (あし)」、
頭文字をとって【ノーアエクササイズ】と称しました。
皆様、「口」と「脚」と「指」を動かしていますか?
・口→食べる、噛む、唾液を出す、飲み込む、味や温度を感じるなど口の運動不足は 口の機能を衰えさせてしまいます。(口腔機能、コミュニケーション力の維持向上)
・足→立ち座り、歩行、バランスなど足を動かさないでいると足の筋肉は細くなって みるみる動きが低下してしまいます。(行動力と意欲の機能低下予防)
・手と指→人は四つ足から二足歩行に進化し手と指を使うことで脳が発達しました。
つまり手と指の運動不足は=脳の運動不足となります。(日常作業の機能低下予防)