グループホームみんなの家・横浜宮沢2
お正月イベント(後編)
こんにちは!
グループホーム みんなの家・横浜宮沢2です♪
今回は前回に引き続き、お正月イベントの様子をお届けしたいと思います!
お屠蘇を頂きました
お正月といえばおせちですが、忘れてはいけないのがお屠蘇。
日本各地で様々な風習がある様なのですが、今回は最年長のものが年下のものへふるまうスタイルを採用。
最年長である2Fの入居者さんに、他の入居者さんへお屠蘇をふるまっていただきます。
なお、残念ながら中身は砂糖水です(笑)
この記事を書くにあたってお屠蘇について少しだけ調べてみたのですが、
元々は「屠蘇散」という漢方薬を漬け込んだ薬草酒であったとの事。
また灰持ち酒という甘いお酒を使うこともあり、
みりんを使うお屠蘇というのはこの灰持ち酒を、手に入りやすくて
味が似ているみりんで代用したものだとか。
お屠蘇の原料となる屠蘇散は本草綱目によると
- ソウジュツ
- 健胃・利尿・整腸作用があるとされる
- 桂心
- シナモンのこと。利尿作用のほか、血管拡張や身体を温める効果があるとされる。
- 防風
- セリ科の植物。発汗・解熱・鎮痛作用などがあるとされる。
- バツカツ
- サルトリイバラという植物。解毒・利尿作用の他、皮膚病に効果があるとされる。
- 大黄
- ルバーブとも。血の巡りを良くする他、便秘薬として用いられる。
- 烏頭
- トリカブト(!?)の別名。猛毒。そんなもん飲んで大丈夫か。
- 適量用いれば強心作用や鎮痛作用が得られる(らしい)。くれぐれも試さないでください。
- 小豆
- 鎮咳・血糖値抑制・肝臓保護・抗酸化・肥満防止・抗がん作用などが期待される。
などの薬草を組み合わせて作るとのこと。
正月という寒い時期で縮こまりがちな指先や足先に血液をいきわたらせ、
それと同時に老廃物を排出。身体を温めつつ、胃腸の調子を整えて
病気にかかり辛くする……といったところでしょうか?
正月のめでたさにかこつけてお酒ばかり飲んでいる人は、
ただの甘いお酒のお屠蘇ではなく、屠蘇散を漬け込んだ本来のお屠蘇を飲んだ方が
良いかもしれません(笑)
今回の更新はここまで!
お正月が過ぎればすぐに節分シーズンです。次は豆まきの様子をお届けするかと思います。
ではまた!