グループホームみんなの家・大宮三橋
グループホームみんなの家大宮三橋 普通救命講習実施しました!~気道異物除去&止血法編~
みんなの家大宮三橋
JR大宮駅西口よりバス5分&徒歩5分のところにある認知症対応型のグループホームです。
いつもグループホームみんなの家大宮三橋のブログをご覧いただき、有難うございます(人''▽`)☆彡
前回の心肺蘇生法とAEDの使い方のブログが長くなってしまったので、
今回は気道異物除去と止血法についての内容をご紹介します。
気道異物除去&止血法も行ないました。
気道異物除去でまず大切なのは、窒息を予防することです。
みんなの家大宮三橋でも、飲み込む力が弱いご利用者様には
刻み食やペースト食を提供するなど対策をしています。
異物が気道に入っても咳が出来る間は、出来るだけ強く咳をするよう促します。
傷病者が声を出せず、強い咳をすることも出来ない時は異物除去法を試みます。
まずは、「背部叩打法」
背部叩打法は、立位または座位の傷病者の後方から
手のひらの付け根で左右の肩甲骨の中間付近を力強く数回叩きます。
背部を叩くことで前方へ倒れないように、しっかりと支える事も大切です。
背部叩打法で効果が見られなければ、「腹部突き上げ法」を試みます。
腹部突き上げ法は傷病者の後ろにまわり、ウエスト付近に手を回します。
一方の手でおへその位置を確認し、もう一方の手で握りこぶしを作って
親指側を傷病者のおへそより少し上でみぞおちより十分下方に当てます。
おへそを確認していた手で握りこぶしを上から覆い
すばやく手前上方に向かって圧迫するように突き上げます。
背部叩打法は上手く出来ていた職員たちも
腹部突き上げ法にはちょっと苦戦(・_・;)
ホーム長にもう一度実技を見せてもらったり
上手く出来ている職員にコツを聞いたりと
職員同士でしっかりとディスカッションも出来ていました。
異物除去が出来たとしても、内臓などを傷めている可能性もあるので
異物除去後に医師の診察を受けることも大切です。
止血法の講習の様子がわかる写真を撮り忘れてしまいましたが…
私たちの身体には、体重の約8%の血液があると言われおり
急激に20%を失うとショック症状が出現し、30%を失うと生命に危険を及ぼすんだそうです。
出血の種類も色々ありますが、どの種類の出血だとしても止血法としては「直接圧迫止血法」が効果的です。
清潔で厚みのあるタオルやハンカチなどでしっかりと出血部位を覆い、その上から手で強く圧迫します。
止血中にタオルなどに血液がにじんできたら、初めに当てたタオルなどは外さず
その上から別のタオルなどを重ねて圧迫します。
血液に触れて自分が感染症などに罹る可能性を減らすために、
ビニール手袋を着用したりビニール袋を手袋の代わりに使用したりして感染予防をする事も大切です。
<所在地>
グループホームみんなの家大宮三橋
(認知症対応型共同生活介護)
〒330-0856
埼玉県さいたま市大宮区三橋2-795
TEL:048-631-0205
FAX:048-631-0206
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