この写真は、ご利用者様が持ってきてくださった切り花を挿し木にして育てた大事な植木なんです。

日当たりの良い場所に移動したり、室内に入れて守ったりしながら、大事に大事に育ててこんなに大きくなりました。

さて、「どんなデイサービスにしていきたのか」という話しあいが先日の職員会議であがりました。

私には、理想というか、願いがあって、「デイサービスはもう一つの家族」のようでありたい、と常々思っています。

ご家族の介護のご苦労は、想像を絶するものでしょうし、ご家族のかわりになれるなんて、おこがましいことは思っておりません。

しかし、ご利用者様にとってここにいるのが当たり前で、自分のペースで過ごせて、どうでもいいことでもワイワイ話して、休みたくなったら休んで、気負いなく居られる場所でありたい。

デイサービスセンター遊・上福岡はどちらかというと元気いっぱい！という雰囲気があるかな？と思います。

それはそれで、楽しんで頂けてとてもうれしく思うのですが、

ご利用者様世代のご両親を持つスタッフからは「元気いっぱいの中にいるだけでも疲れてしまう、鬱傾向の方や、疲労の強い方もいるかもしれませんよね」という意見が上がりました。

その意見に、私も強く共感しました。

家族として、この環境を見たとき、うちの母は静かにしているのが好きかも知れない、と、感じることもあるでしょう。

「その方らしく、その方が居心地のいいように、

小規模である点を生かして、それぞれのご利用者様の居心地の良い対応をしていきたい。」

それがデイサービスセンター遊・上福岡の全スタッフの願いです。

どんなご利用者様でもおうちのように居心地よくいられるように心がけて、一歩一歩、前へ進んでいきたいと思っています。