人を知る
  1. トップ
  2. 人を知る
  3. Message from 木村 光陽

Message from 木村 光陽

年上のベテランスタッフをまとめる鍵は、納得とチームワーク

介護付有料老人ホームみんなの家・三橋6丁目で、ホーム長を担当しています。こちらの事業所は小規模なので、ホーム長としてスタッフの教育や介護報酬請求などの事務仕事を担いつつ、時々現場に入っています。
スタッフはみな私より年上のベテランばかり。普通なら萎縮するところですが、私はあまり気にせず楽天的に取り組むようにしています。
普段ホーム長として心掛けているのは、スタッフの納得を引き出すことです。育成や指導の際は、なぜそれがいいのか、あるいはなぜだめなのかという理由をしっかりと説明するようにしています。介護の狭い空間では、スタッフの気持ちはご利用者様に伝わります。スタッフが楽しく働ける環境は、ご利用者様も安心させます。現場のチームワークを醸成しながら、日々仕事に取り組んでいます。

パートから正社員へ。27歳の若さでホーム長に

介護付有料老人ホームみんなの家・三橋6丁目では、みんなで楽しく過ごすことを大切にしています。特徴のひとつは、毎日午前と午後に行う体操です。身体を動かして血行がよくなると、ご利用者様の動きが目に見えて変わってきます。中には「これから体操でしょう?」と心待ちにしてくださる方もいます。ほかにも今日が何の日なのかを歴史から振り返ったり、話題になったお年寄りの自虐俳句を読み上げてみんなで笑ったりしています。

パート社員として入社し、経験を積み正社員にキャリアアップ。その後フロア長を経て、27歳でホーム長に任命されました。若いうちに責任あるポジションに就くことができたのは、自分の明るさかなと勝手に思っています(笑) 毎月1回、ホーム長が集まるミーティングがあるので、そこでいろいろ情報交換できて勉強になることばかりです。事業所にはホーム長のカラーが現れるのですが、ほかの事業所のホーム長も明るい人が多い印象です。

サービスの質と利益の双方を上げていく体制づくりに携わりたい

いまはホーム長の仕事の経験を積んで、将来は複数の事業所をまとめながらサービスの質と利益の双方を上げていく体制づくりに携わりたいと考えています。とはいえ現場の仕事は今でも楽しいんですよね。「こうしてほしい」と言わないご利用者様の気持ちを汲み取って「ありがとう」と言われたときは、毎回新鮮な達成感があります。

1日の流れ

  • 09:00

    スタッフ申し送り

    前日から当日の朝までの出来事をスタッフ間で共有します。

  • 10:00

    メール確認

    メールの確認を行い、1日のスケジュールを組み立てます。

  • 11:00

    修繕

    施設の修繕の連絡等を行います。

  • 12:00

    休憩

  • 13:00

    メール確認

    休憩中のメール確認を行います。

  • 14:00

    ご家族様対応

    ご家族様との日頃からの密な連絡や相談・状況のご報告は、より良いケアの為にも非常に重要です!

  • 15:00〜17:00

    事務処理

    職員の勤怠や事業所管理関連の様々な処理を行います。

  • 17:00

    申し送り・日報作成

    日中の出来事を夜勤のスタッフに共有します。
    また、1日の出来事を日報に入力を行います。

  • 18:00

    退勤

メッセージ

3年目までが大変。その後は仕事が楽しくなる

「介護の仕事に興味はあるけど、やれるかどうか自信がない」という方は多いと思います。そういうときは、ぜひ3年はやってみてください。ほかの仕事もそうかもしれませんが、最初の3年間は大変なことの連続で、業務が辛いと感じることもあると思います。ところが3年目を迎えた頃からだんだん知識や経験が増え、余裕が生まれてくるものです。そうなると仕事がおもしろくなってきます。身に付いた実力が発揮される日は、必ずやってきます。