たんぽぽ西船橋駅前保育園 後藤亜矢さん
保育士1年目を振り返って
私は、1年目は2歳児クラスの担任をさせていただきました。周りの先輩職員から、「分からないことは何でも聞いてね」とよく声を掛けて頂いたのですが、私自身分からないことが何かさえも分からず、目の前のことに必死になって毎日を過ごしていました。
子どもとの関わり方や保育の導入のしかたなど、悩むことも多くありました。その時先輩に、「まずは先生自身が楽しむことが1番だよ」と教えていただきました。自分自身が楽しんで保育することでその楽しさが伝わり、そこから子どもとの関係が築けるようになった気がします。周りの先生方に支えられながら、いろいろなことに挑戦し、たくさん学ぶことができました。今振り返ると、本当にあっという間の1年でした。
仕事をしていて印象に残った出来事
私が4歳児クラスを受け持った1年の出来事です。
私のクラスでは、カレンダーにクラスの子どもたちの誕生日を書いていました。ある時、1人の女の子が私の誕生日が入っていないことに気付き、カレンダーに付け加えました。私の誕生日当日、子どもたちは朝から「おめでとう！」とたくさん声をかけてくれました。そして、朝の会の後、1人の子が「誕生日の歌をうたおう！」と話してくれて、クラスのみんなが歌ってお祝いをしてくれました。
歌の最後には、「せーの！先生おめでとう！」とみんなで言葉のプレゼントがありました。人生で1日にこんなにたくさん「おめでとう」とお祝いしてもらったのは初めてで、あまりの嬉しさに感動し泣いてしまいました。「泣き虫先生だね～」と笑い話になるくらい、本当に濃い1日で、今でもその時の子どもたちの表情はよく覚えています！
園のいいところ
私は今1歳児クラスの担任をしています。以前勤めていたところは大規模園だったこともあり、日々あわただしく過ごしていました。
今は、子どもと1対1で触れ合い遊びをするなど、一人ひとりと十分に関わる時間持てるように感じます。一人ひとりと向き合えるからこそ、子どもの成長に気付くことができ、とても楽しいです。
また、私は園の中で好きな場所が2つあります。それは開放感のある屋上と社会科見学で見るような大きなガラス張りの給食室です。屋上は芝生になっているため、歩きはじめの子も安全に遊ぶことが可能です。そしてすぐ近くを走る電車は迫力があり、子どもたちといつも手を振りながら私自身も楽しんでいます。また給食室は、野菜を切ったり、調理したりするところをすぐ近くで見ることができるため、子どもたちと見ながらいつも給食を楽しみにしています。
保育士が楽しいと思える時間や場所があるところがこの園の魅力だと感じています。
私たちと一緒に、たんぽぽ西船橋駅前保育園で、子どもたちの成長をはぐくんでいきませんか？